【蒲田で中学受験】国語の点数の伸ばし方⑦「ベタな展開を知る(物語)」
東京・神奈川入試まであと67日。
夜からは大雨が降ってきているので、
濡れて体が冷えたりしたら、
すぐに体を温めるなど体調管理には気をつけましょう。
毎週火曜日は国語の読解の仕方ということで、
今週で第7回目。
ちなみに過去6回の内容はこちら⇩⇩
①:「読書と国語の読解力(→こちらより)」
②:「大枠の読み方の設定(→こちらより)」
③:「語彙と言葉への意識(→こちらより)」
④:「指示語で考える読解(→こちらより)」
⑤:「接続語で考える読解(→こちらより)」
⑥:「問題文の種類の理解(→こちらより)」
さて、本日も枕詞。
国語は100人いれば100通りの読み方があり、
絶対的に正しい読み方は存在しないため、
自分の「読み方」を創ることが点数を伸ばすために必要になります。
今回のテーマは「ベタな展開を知ること(物語)」です。
ベタな展開とは「よくある展開」のことです。
別の言い方をすれば背景知識を少し増やしておく、という感じです。
例えばですが、
「朝学校に遅刻しそうになり急いで走っていたら、
出会い頭で異性にぶつかって喧嘩になりました。
ただ時間がないことを思い出し、文句はありつつもその場を後に…。
ギリギリ学校には間に合い、友達に朝の出来事を話していると、
先生がやってきて、今日は転校生が…」
という話があったとしたら、
ほぼ間違いなく、その転校生は朝ぶつかった異性です。
その後、隣の席にさせられ、最初はいがみ合っているけど、
色んな出来事を経てお互いに惹かれあって…
と、話が続いていきそうなのは想像に難くないです。
イメージはつくでしょうか…?
これはあくまで一例に過ぎませんが、
物語文を読んでいく中で「おそらくこういう話」と思って読めると、
進んでいく道の方向が分かるので、
問題が少し読みやすくなります。
知っておきたい物語文の方向性としては、
①愛情物語
②成長物語
③比較物語
といったものが挙げられます。
①については2パターンあり、
男女の「恋愛感情」に関する問題が一つ目。
「甘酸っぱい青春」がテーマになり、
一歩踏み出せなかったり、些細なことで喜んだり、嫉妬をしたり、
そこから先の人間関係の変化だったり、
小学生にとってはピンとこない内容があります。
また、好きだから故にいたずらをしてしまったり、
カッコつけたくて、あるいは素直になれなくて強がったり、
そういった理に合わない行動も理解していく必要があります。
是非「恋愛感情」がどういうものなのかは知っておきたいですね。
もう一つは「親子の愛情」です。
男女の恋愛感情とは違って、親の愛は「無償の愛」です。
もちろん歪な形になっていることもありますが、
親子だからこそ「なんとしてでも出来ることをしてあげたい」が
話の前提になってくることが多いです。
一方で愛情をもらう側の子どもは、親からの気持ちに対して、
素直に受け入れている場合もありますが、
気恥ずかしさだったり、反発する心だったりもあります。
だからこそうまく噛み合わず何かしらの葛藤が生まれるわけです。
「親子間の様々な関係」について、
自分以外の家族の形を想像しておけると良いなと思います。
②については、物語の定番ですね。
様々な出来事を通して、主人公が成長していく。
ただ一口に成長といっても、
「精神的な自立」という成長もあれば、
「自分を出せるようになる」という成長、
「現実を受け入れ、一歩を踏み出す」という成長、
「悲しみや辛い出来事からの立ち直り」という成長まで様々です。
主人公自身が置かれている現状を把握し、
どういう成長があるのか、を意識しながら読めると良いです。
③については、
「貧乏な自分」と「裕福な相手」だったり、
「凡人の自分」と「才能ある相手」だったり、
「危険な場所にいる人」と「安全圏にいる人」だったり、
自身がマイナスで相手がプラスという場所にいるからこそ、
そこに「同情や哀れみ、後ろめたさ」といった感情と
「嫉妬・妬み・ひがみ」といった感情が入り乱れます。
そういった感情が前提にあるせいで、
状況によっては、優しさのつもりで伝えた言葉が、
嫉妬心に火をつけ、プライドを傷つける場合もあります。
ある出来事に対しての「感じ方」や「基準」は人それぞれなので、
文中に書かれている表現から、
その人が大切にしているものをきちんと読み取っていくと、
だんだんとその読み取りの誤差が減っていきます。
…と。
物語文におけるベタな展開をいくつかまとめましたが、
こういった話になるかも?と想像しながら読むことで、
国語の読解はもちろん、
日々のコミュニケーションにも役立っていきます。
「読書」とは違うので、独りよがりにならないよう、
周りの話を聞いたり、問題を解いたりしながら、
素直な気持ちで、一つの「普通」を知っていけると良いですね。
だいぶ端折っている部分もありますので、
不安な部分は何でもご相談ください。
現塾では、単純な受験相談だけでなく、
質問できる時間の設定、個別指導など
様々な形でサポート・フォローさせていただいております。
また、3・4・5年生につきましては、
体験・ご相談等いつでもお待ちしております。
初めての塾をお探しの方も転塾ご希望の方も、
やっていない部分につきましてはフォロー等も可能ですので、
まずはお気軽にご連絡いただければ幸いです。
かなり長くなってしまいましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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