【蒲田で中学受験】国語の点数の伸ばし方④「指示語」という基礎にして最重要なもの。
東京・神奈川入試まであと88日。
毎週火曜日は国語の読解の仕方ということで、
今週で第4回を迎えることとなります。
ちなみに過去3回の内容はこちら⇩⇩
①:「読書と国語の読解力(→こちらより)」
②:「大枠の読み方の設定(→こちらより)」
③:「語彙と言葉への意識(→こちらより)」
さて毎回の枕詞のようになっていますが、
国語は100人いれば100通りの読み方があり、
絶対的に正しい読み方はなく、
だからこそ自分の「読み方」を創ることが大事なわけです。
そのために今回は「指示語」という切り口です。
いよいよここからが「読解」としての本番の話になります。
指示語がしっかり掴めるかどうかは、
国語の文章読解において、とても大事なピースです。
そもそも指示語とは…という話にしますと、
一度出てきたものを指し示す言葉、になります。
やっぱり同じ文章の中で何度も同じ言葉を使われると、
面倒で分かりづらく、良いことはありません。
そこで、指示語を使ってその代わりとするということになります。
小学校での習い方は「こそあど言葉」となりますね。
ぜひとも使いこなせるようになっていきましょう!
具体的な考え方ですが、
基本的には一度出てきたものを指すのでその内容は前にあります。
そこで、
①何を指しているのかを考えるために、
指示語の後ろの文を読み、中身にどんなものが入りそうか考えます。
②次に指示語の直前に戻ります。
文中に出てくれば、一つ前の文に戻りますし、
段落の最初に出てくれば、一つ前の段落に戻ります。
③最後に自身が見つけた「答え」を指示語の部分に実際に入れます。
ここで見つけた「答え」が文の形に合うかどうかよく考えましょう!
という流れで解いていくのが一般的です。
ただ、少し難しい問題になると、
直前に指示語の内容にあたるものはあるものの、
必要になる言葉が、後ろでまとめられているような場合もあるので、
その部分は注意をしていくことが必要です。
また、
「こ」:近くにあるもの
「そ」:相手の近くにあるもの
「あ」:遠くにあるもの
「ど」:遠さのわからないもの
ということもイメージをつけておくと役に立ちます。
合わせて押さえておきましょう。
この指示語がしっかり捉えられるようになることで、
大きなメリットが2つあります。
1つは問題文の意味が捉えやすくなること。
もう1つは問題そのものが解けること。
どちらも大切ですが、後者はそのまま点数に直結していきます。
指示語を問う問題はかなり多いので、
「聞かれる前提で」普段から考える癖をつけておくことで、
点数を上げていくことに繋がります。
ぜひとも強く意識していきたいですね!!
いきなり長い文で考えるのではなく、
まずは簡単な問題から練習していくことが大切です。
焦らず、順を追って進めていけると良いですね。
この辺り、現塾では日々サポートをして参ります。
現塾では、単純な受験相談だけでなく、
質問できる時間の設定、個別指導など
様々な形でサポート・フォローさせていただいております。
また、3・4・5年生につきましては、
体験・ご相談等いつでもお待ちしております。
初めての塾をお探しの方も転塾ご希望の方も、
やっていない部分につきましてはフォロー等も可能ですので、
まずはお気軽にご連絡いただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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