【蒲田で中学受験】倍率との向き合い方。「単純な処理」と「思考」のはざま。
東京・神奈川入試まであと15日。
日々倍率を見ていると、
増加率の激しい学校と減少率が激しい学校の差が、
さらに開いていっているのが見て取れますね。
残り半月弱あるにも関わらず、
既に昨年度の最終受験者数を超えている学校も多くあります。
出願者数が多ければ多いほど、
合格に必要な点数が高くなる可能性が高まります。
例年より増加している学校を受ける予定の人は、
普段の過去問を解いていく時でも、
予定点より+5点以上を目指すようにすると良いと思います。
ぜひとも第一志望合格に向けて頑張っていきましょう!
さて。本日の4年生の授業。
算数は「場合の数」の「選び方」に関する回です。
4年生のうちは基本的には樹形図を書く形で進めています。
みんなひたすら手を動かしていました。
「選び方」なので選択肢が「減っていく」感覚で、
樹形図を書いていって欲しいのですが、
この感覚を伝えるのはなかなか難しい部分でした。
計算で簡単に…というのももちろんできますが、
まずは自分が何を考えているのかを理解することも大事です。
例えば「4人から2人を選ぶ」という問題に対して、
(4×3)÷(2×1)で計算すれば5秒とかからず出来ます。
この問題を「単純な処理」だけすればいい問題として、
解き終えるのは間違っていないと思います。
ただ、その考えだけだと応用問題や捻った問題は解けるようにならず、
思考力はなかなか育っていきません。
まずはどういう話なのかを丁寧にしつつ、
身近な例と合わせながら理解を進めることで、
思考のピースを得ることが大事です。
だからこそ樹形図を書いたり、全通りを調べてみたり、
一見するとめんどくさい方法をとることも、
その後の成長を考えたら必要になってくるわけです。
もちろんこの問題でいうのなら、
最終的には樹形図を書かないとできない、ではなく、
先ほどの計算式をすぐに浮かべて解けるようにしていきます。
要するに時期や状況によって、必要なやり方が変わるということです。
目の前の問題が解ければそれでいい、
というのは結局遠回りだということに気づけると、
一歩レベルが上がるのかなと思います。
悩んでいる方はぜひ一緒にレベルアップをしていきましょう!
現塾では単純な受験相談から、
質問できる時間の設定、個別指導など
様々な形でサポート・フォローさせていただけます。
また、3・4・5年生につきましては、
体験・ご相談等いつでもお待ちしております。
初めての塾をお探しの方も転塾ご希望の方も、
やっていない部分につきましてはフォロー等も可能です。
まずはお気軽にご連絡いただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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