『海陽中学入試日』『受験で大切にしたいこと』

query_builder 2021/12/18
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現塾

本日12月18日(土)約6時間後の9:30より、

海陽中学校(特別給費)の入試が始まります。


出願人数が確定し、昨年度より35名多い259名が受験予定。

倍率は12.95倍とかなり高い入試です。

もちろん実際の倍率は、

例年だと2.5〜2.7倍前後くらいに落ち着くと見られますが、

それでも一握りの最上位生達を集めて行う中でのその倍率は凄まじい。

問題ももちろん考えさせるものは多く難しい。

ちなみに入試の仕方は「国算理」と「国算社理」の、

いずれかの点数が高い方で見るという形。

仮にこの学校に合格することができれば、

本当に大きな自信になるのは間違いないです。



自分自身も以前、

この学校を受けにいく生徒を教えていました。

算数については開成や筑駒、渋幕といった、

最難関の学校でも問題なく対応できるレベル。

他の科目も遜色ない成績を取ることができる生徒でした。

それでも、、

海陽中の算数は本当に解きにくそうにしていて、

本人も難しいと言っていたのを思い出す。

つまりはそういうレベルの問題だということ。


そして入試応援にも当日行き、本人を見つけた時に、

とてもガチガチになっていたものの、

自分を見つけた時にすごく安心したらしく、

いつもの余裕綽綽の様子に戻って、

「頑張ってくる」と嬉しそうに受験会場へ入っていきました。

ちょうど『2月の勝者』最新刊に出てくる、

島津くんと黒木先生のような感じでした。

数日後に出た結果は、しっかり合格。

その後の受験も全勝で終えることができました。


紆余曲折あり、決して平坦な道ではなく、

とても大変な時期もありましたが、

本当によく頑張ってくれて、

一緒に頑張らせてくれてとても幸せでした。



思ったことはたくさんありますが、大きく2つ。


1つは誰でも緊張するということ、そしてそれは悪いことじゃない。

カッコよく言えば「武者震い」

本気だからこそ緊張するのだからむしろ誇らしいし、

緊張ごと楽しむくらいでちょうどいいのかなと思います。


もう1つはメンタル面の影響の大きさ。

自分が話した時間は朝のほんの2〜3分。

たったそれだけで安心し、彼の目の色は本当に変わっていたのです。

さらに受かった「自信」を胸にその後も力を出し切り合格できました。


これは偏差値やレベルに関係なく誰にでも関係のある話です。

だからこそこれから先は今まで以上に、

細かく生徒に寄り添っていくことが本当に大切だと思います。

「受験当日まで学力は伸びる」というのはその通りなので。



受験に全員が合格するのはもちろん無理な話ですが、

せめて本日海陽中学校を受ける子どもが、

みんな力を出し切ってくれればと思います。



現塾では成績が伸び悩んでいたり、

塾に対して不安があったりする場合や

初めての受験塾をお探しの方も含め、

いつでもご相談・体験授業等、

お待ちしております。


今回はここまでにさせていただきます。

ありがとうございました。

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