『1月受験校の意味』『積み重ねの現実』

query_builder 2021/12/16
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現塾

12月16日時点で、栄東中では8700人以上が出願し、

大宮開成中(特待入試)の男子は、既に昨年の人数を超えました。

埼玉の人数はコロナ禍以前に戻っていますね。

一方で「二月の勝者」最新刊で島津くんが受けていた、

海王中のモデルになったと思われる海陽中(特別給費)の出願者数は、

現状210人と40人以上減った昨年よリもさらに20人弱減っています。

「通える学校の方が…」と思うご家庭が増えているのかな…?



さてそんな中で、

一月受験を含む受験日程を現在面談しながら決定しております。

実際に一月に受験する学校については、

以前書かせていただいた通り、

本人の偏差値と二月の受験校を元に、

現状や性格を考慮してご家庭と一緒に決めていきます。



この際大事なのが「何のために」を考えることです。

多くの子ども達にとっては人生で初めての初陣になるため、

意識をしっかり創ることが必要です。


そして色んな意見はあるかと思いますが、

「第一志望に合格するため」

突き詰めればこれが一つの正解だと個人的には思っております。

実際に進学をする可能性を除けば、

合格でも不合格でも手続きをせず2月を迎えるため、

いわゆる「抑え校」にはなれず、ただの「練習校」となります。


練習は何のためにするのか…それは「本番」での成功のためです。

だからこそ第一志望を見据えた1月の受験校選びを、

1人1人としていくことが大事です。

欲を言えば偏差値に加え、問題傾向も踏まえたいところです。


「人事を尽くして天命を待つ」

その言葉通り、練習でも出来る限りの想定と準備をして臨む。

当たり前のことですが、それを当たり前にやるのが大事です。



同時に、残り期間での積み重ねをしっかりする。

これも当たり前。

積み重ねの凄さを実感するには「数字」で見ると一目瞭然です。


楽天の三木谷社長の著書の中に出てくる

「1.01の法則」と「0.99の法則」というものを知っていますか?


元を1として考えたときに、

毎日ほんの少しだけ頑張って「1.01」を46回積み重ねると

「1.01の46乗=1.58045」

毎日ほんの少しだけ楽をして「0.99」を48回積み重ねると

「0.99の46乗=0.629823」

ここからの46日間でも、ほんの少しの差が大きな差になります。

この2つの1日ごとの差はわずかに「0.02」

大したことのない差です。

誰にでも出来るほんの小さな「努力」です。



さらに1年単位で考えると、その差は歴然で、

ほんの少し頑張るだけで1年後には元の37倍以上になり、

ほんの少し甘やかすだけで1年後には0.02倍になります。

すぐに結果に結びつかなかったとしても、

「積み重ね」がいずれ大きな力になるということですね。

途中で諦めたり投げ出したりしたら勿体ない。

努力は最後まで続けてこその努力です。

ぜひ4・5年生には覚えておいて欲しいです。



成績が伸び悩んでいたり、

塾に対して不安があったりする場合や

初めての受験塾をお探しの方も含め、

いつでもご相談・体験授業等、お待ちしております。


今回はここまでにさせていただきます。

ありがとうございました。

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