『1万人が受験する中学校』『1月入試のメリット』

query_builder 2021/12/03
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現塾

いよいよ12月を迎えましたね。

残すところ後2ヶ月となり、焦りも出てくる時期ですね。


そんな中で、学校にもよりますが、

12月1日より1月入試の学校の出願が始まりました。

推薦入試や帰国生入試を除けば「いよいよ」です。


中学受験において1万人以上が受験する「栄東中」

何と2日現在で既に全入試日程を合わせて5800人弱が出願しています。

コロナ禍の昨年と比べて、

同日比で見れば560人くらい増えてます。

実際数字としてみると驚きです。

今後の動きはまだまだわかりませんが、

少なくとも昨年より1月校を受ける人は多くなりそうです。



さてそんな1月校。

東京・神奈川が第一志望である場合に、

いよいよ「前受け校」を受けるメリットはいくつかあります。


1つは本番の感覚を養うことができる点です。

受験は模試とは違った独特の雰囲気があります。

その中でいきなり自分の力を出し切れるかどうかは分かりません。

本番に強い子もいれば、緊張する子もいます。

だからこそ1日の前に練習をしておくことは大きな意味を持ちます。



もう1つは「合格」や「不合格」を体験できることです。

「合格」についてはとても分かりやすく、

1つ受かることで今までやってきたことが認められ、

自分の力になっていると自信を持つことが出来ます。

子どもにとってこの経験はとても大切です。

特に自身が2月以降に受ける学校と近い偏差値帯の学校であれば、

大きな自信へと繋がっていきます。


その一方で、意外かもしれませんが、

「不合格」を味わった方が良いケースも存在するのです。

落ちることを通して自身の甘さに気付かせ、奮起を促す場合です。

幸いにも1月入試から2月の本番までは時間があります。

言い換えれば「立て直す」チャンスがあるということです。

本番は2月なのですから、リハーサルで失敗しても問題はないです。

合格以上に大事な物を得ることができるかもしれません。


どちらの方が良いのかは、お子様によります。

少なくとも「模試の偏差値」からだけでは分かりません。

性格や現在の様子なども配慮に入れた上で、

一人ひとりに合わせて考えていくのが正しいと言えます。

どちらが良いのかしっかり相談することが大切です。

塾によってはひとまず受験させる塾も多いと思いますが、

きちんと考えて、意図を保護者と共有した上で受けていかないと、

1月校受験のメリットは薄くなってしまいます。



1月入試を受ける意味を簡単に書かせていただきましたが、

もちろん単純な腕試しとしての意味合いや「受験慣れ」だったり、

実際に通う学校の候補として受けた場合には、

「お守り」がある状態で安心して2月の受験ができたりと

他にもメリットは多くあります。

「自身の志望校」に受かるためによく考えて、

日程を組んでいきたいところです。


それでは実際にどの学校を受ければ良いのか。

埼玉や他の地域?それとも千葉??

少し長くなってしまったので、

この辺りを含めた内容を次回書かせていただければと思います。


現塾では、成績が伸び悩んでいたり、

塾に対して不安があったりする場合や

初めての受験塾をお探しの方も含め、

いつでもご相談・体験授業等、

お待ちしております。


今回はここまでにさせていただきます。

ありがとうございました。

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