【蒲田で中学受験】過去問の取り扱い方。新しい方から?年数?2周目??
東京・神奈川入試まであと86日。
急に寒さが増してきましたね。
夜は10℃前後になるということで、体調管理には気をつけましょう。
その際には、塾もそうですが、
建物の中や電車の中は暖かったりするので、
自分自身で温度調節をしていくことが大事です。
これは入試会場も一緒で、
暖房の当たり具合や強さが席や教室、学校等によって違うので、
「着脱しやすい服装」の準備は必須です。
入試期間は朝が早い日が続くので、
暑くてor寒くて集中が出来ないケースから、
暖かくてつい眠くなって…というケースまで様々あります。
その練習の意味も込めて、
普段から「自分で」温度調節をする癖がつけられると良いと思います。
さて。
時期もあり、よく「過去問」についても書いてきていますが、
「過去問」の取り扱い方について考えていきます。
過去問を取り扱う中で一番聞かれる問題の一つに、
「古い方からやるべきか、新しい方からやるべきか」問題です。
結論としてはどちらでもいいのかなと。
というのも。
どちらにもメリット・デメリットがあるからです。
例えばですが、新しい方を後にとっておく事で、
自身の力が足りているかどうかを直前にチェックできるのは強みです。
一方で古い方から先に解くと傾向が変わっていることもありますし、
合格最低点が意味をなさない場合もあります。
「こっちの方がいい」というのは一概には言えません。
だから各塾での考えだったり、ご家庭の考えだったりで、
自由に設定できる部分だと思います。
現塾では、基本的には9月から過去問を開始しますが、
古いほう→新しい方へと進んでいくことが多いです。
同時に「何年分くらいやるんですか?」という質問も出てきますが、
これも決まった数字はありません。
第一志望は最低10年分、という人もいれば、
第一志望でも過去3年分で十分、という人もいます。
これもどちらかだけが正しいわけではありません。
ちなみにですが、過去問の中には、
1年で1回分しかない学校もあれば、
1年で3〜4回分ある学校もあります。
そのため、○年分という括り自体が何とも言えない部分もあります。
○回分、で考えた方がわかりやすいかもしれませんね。
また、2周目以降をするかどうかでも扱う年度数は変わってきます。
過去問をどこまで解くかは、塾やご家庭次第なので、
その子の状況に合わせて進めていくのが一番だと思います。
現塾では9月から12月まで大体週2本ずつは解いていくので、
冬期講習前に30回前後は解いていることになります。
さらに、冬期講習中にも10回弱、1月も15回前後で考えると、
最低でも50回分以上は解いている計算です。
そう考えると第一志望に充てる分は10回以上にはなりますし、
このくらいは必要かな…と思っております。
社会は特にそうですが、古いとデータが役に立たないため、
学校によっては国算だけだったり、
一部分の問題を解くためだけだったり、
あるいは志望校以外のところを演習として使ったり、、、
と、使い方は一人ひとりの状況によって変わります。
同じくらい多い質問が、
「過去問は2周目以降をやるべきですか?」問題です。
こちらについても塾や先生によって取り扱いは変わると思います。
2周目をやるメリットは、
その学校で出やすい単元をきちんと押さえられているかのチェック、
あるいはその演習が出来る点がとても大きいです。
自身が一度やったことがしっかり身についているかを見ることで、
「復習→定着」の流れが出来上がります。
同時に、過去問直しをする際の意欲向上も狙えます。
あとは点数が前回よりも上がる(はず)なので、
本人のモチベーションアップにつながります。
一方でデメリットとしては、
「ただ答えを覚えているだけ」で時間の無駄になる可能性があったり、
一度やったことがあるから「一歩目」を踏み出せるものの、
その「一歩目」を踏み出す練習が出来なかったり、という部分です。
また、2回目で出来ても点数に対する見方や分析の仕方は、
1回目の点数に比べて難しいと思います。
現塾では2周目を全問解くことは、基本的にはしていません。
ただ一部分の問題をもう一度解き直す、
といったことはその子や時期、必要に応じて進めています。
結局のところ、
人(塾)ごとに正しいと思っているやり方はあると思いますが、
どのやり方が絶対的に正しいということはありません。
その子に合わせたら「これが一番」と自信を持って進めることが、
とても大事だと思います。
不安で迷いながら進めるよりも、
自信を持って堂々と進める方が結果は良くなります。
だから不安な部分は是非塾にぶつけて、
一人ひとりにとってより良い進め方ができれば幸いです。
現塾では単純な受験相談から、
質問できる時間の設定、個別指導など
様々な形でサポート・フォローさせていただけます。
また、他学年につきましても、
体験・ご相談等いつでもお待ちしております。
初めての塾をお探しの方も転塾ご希望の方も、
やっていない部分につきましてはフォロー等も可能ですので、
是非ご相談ください!
まずはお気軽にご連絡いただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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