「中学入試の現状①」×「志願者数増の理由」【蒲田で始める中学受験】
【お知らせ】
3月13日(日)消費者生活センターにて「入試報告会」を行います。
詳細につきましては、
特設ページ(https://8ngpa.hp.peraichi.com)をご覧ください。
入試報告会まで残すところあと1週間を切りました。
今まで今年度出された問題より3つの学校を紹介してきたので、
少し受験の現状について触れていきたいと思います。
今年度の志願者数の合計は増加傾向にありました。
もちろん単純に中学受験をする人が増えたのもありますが、
「受験回数」の増加も大きな影響を持っていると思います。
1つの学校だけでも6回以上も受験機会がある学校もあり、
挑戦する機会を増やす学校が多い印象です。
さらに「同時に出願すると安くなる」ケースや、
「何回受けても定額」というケースも多いため、
受けるかどうかは別としてひとまず申し込む、
というご家庭も多いようです。
そのため見かけ上の志願者数が多くなり、応募倍率も上がります。
昨年は広尾学園小石川で「初年度にも関わらず100倍以上の倍率」
ということで話題になりましたね。
ただこれは実倍率とは違うため、
受験戦略を考える上ではしっかり見極めをすることが大切です。
ちなみに今でも「1回」しか受験がない学校は、
何校あるかご存知しょうか?
(※首都圏模試偏差値表にある首都圏の学校。都立・国立等除く)
埼玉・千葉には実はありません。
最高峰の渋谷幕張中でも2回入試を行なっています。
それでは…?
1日
桜蔭・女子学院・雙葉・フェリス・横浜雙葉・立教女学院
開成・麻布・武蔵・駒場東邦・早稲田大学高等学院・慶應普通部
早稲田実業・創価
2日
白百合学園・栄光学園・青山学院・(慶應湘南藤沢)
3日
浅野・慶應中等部
となっており、
御三家と早慶付属校を中心に何と20校しかありません。
あまりの少なさに驚きます。
慶應湘南藤沢は受け方は「4科目」「国算英」の2つがありますが、
同日での受験なためどちらか1つしか受けられません。
御三家を中心に1日に集中していますね。
これらの学校が1度しか受験機会がないため、
1日午前の他の学校は必然的に少し人数がばらけます。
だからこそ「1日午前学校の選び方」が大事になるわけですね。
一方で1日午後や2日以降に初回の受験を設定したり、
初日よりも後半の入試でたくさん合格者を出す学校も出てきました。
本当に複雑です…。
さて話を戻しまして、
「1回しかない学校」を本当に受けるかどうかを考えるにあたり、
受験ギリギリまで様子を見たいという心理は誰しもあると思います。
しかしながら「出願締切」があるため、
学校によっては1月上旬には決定しなくてはいけません。
だけどまだ過去問で良い点も取れてないし不安…。
もちろん「1回しかない学校」に限らず、
受ける直前まで悩みたい、合否を見てから決めたい…。
そんな時にするのが「ダブル出願」です。
これはそのままの意味で、
2校に出願し当日行く学校を決める、という方法です。
もちろんお金がかかってしまいますが大きな安心感となります。
この考えが浸透したのも志願者数増の理由だと思います。
…と現在の中学受験の状況として、
志願者数増の背景と併せて考えてきましたが、
長くなりましたのでこの辺りとし、
より詳しい話を入試報告会とさせていただきます。
ここでしか聞けない”リアルな中学受験”情報もご紹介します。
是非ご参加お待ちしております。
お申し込みは特設ページまたはお電話(03-3736-3841)にて承ります。
また現塾では、
成績が伸び悩んでいたり、塾に対して不安があったりする場合や、
蒲田地域で初めての受験塾をお探しの方も含め、
いつでもご相談・体験授業等、お待ちしております。
お気軽にご連絡ください。
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