【2022年度中学入試】「早稲田実業の時計算」×「考え方を育てる蒲田の塾探し」

query_builder 2022/03/03
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現塾

【お知らせ】

313()消費者生活センターにて「入試報告会」を行います。

詳細につきましては、

特設ページ(https://8ngpa.hp.peraichi.com)をご覧ください。

 

 

さて、

今年度入試の中で話題になった問題紹介の第3回目となります。

男子校、女子校と順に紹介をしてきたので、

今回は共学校より「早稲田実業」の大問2(2)をご紹介致します。

問題は次のようなものです。



2(2)

ある算数の問題をA君は次のように解きました。


(問)5時から6時の間で、時計の長針と短針の作る角が直角になるのは2回あります。1回目は5時何分ですか。

(式)60×2/11=120/11

(答)5時10 10/11分

A君の立てた(式)の中の「60」と「×2/11」がそれぞれ何を表しているかを分かるように、(式)の説明をしなさい。



分数が見づらくなってしまい申し訳ございません…。

考え方と答えは次の通りだと思います。

①「60」の意味

5時=150度…短針と長針の作る角

150度−90度=60度…縮まる角度


②「×2/11」の意味

長針は1分で6度、短針は1分で0.5度動く。

つまり1分で6−0.5=5.5度縮まることが分かる。

言い換えれば「1度縮まるのに2/11分かかる」ことが分かる。


①、②より

60×2/11=120/11 となる。


一番のポイントは「÷5.5→×2/11をどう説明するか」の部分です。

「1度縮まるのに2/11分かかる」という言い換えをするか、

あるいは、分数の割り算の仕方からの説明も出来ますね。

ただ入試という緊張した場面で、

今まで見たことがないタイプの問題を目の前にして、

戸惑った人は多かったと思います。



以上のように、問題自体は「時計算」の基本問題でした。

受験生なら即答できないといけないレベルの問題です。

ただ今回は「(式)の説明」が求められています。

要するに時計算が解けるかどうかではなく、

「自分が何を出しているのか」

「数字や公式は何を表しているのか」

が、きちんと分かっているかどうかが問われています。

公式だけの丸暗記や、

型に当てはめるだけの解き方では対応出来ません。

普段から意味を理解して考えているか、

ただ説明を聞くだけになっていないか、が大切です。



現塾ではただやり方を伝えるのではなく、

「何故そうなるのか、分かるまで質問」を大事にしています。

今現在、

「塾に通っているだけ」

「質問があまり出来ないまま進んでいる」

といった方は是非お気軽にご相談下さい。

 

現塾では、

成績が伸び悩んでいたり、塾に対して不安があったりする場合や、

初めての受験塾をお探しの方も含め、

いつでもご相談・体験授業等、お待ちしております。

 

 

また、入試報告会では

ここでしか聞けないリアルな中学受験情報もご紹介します。

こちらもご参加お待ちしております。

お申し込みは特設ページまたはお電話(03-3736-3841)にて承ります。

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