志望校選び①「現実と目標」「意義と選び方のコツ」
4・5・6年生の保護者会が終わり、
夏期講習に向けてのカウントダウンが始まりました。
いよいよ迎える「勝負の夏」です。
さて、中学受験生にとっての一番の目標は当然ですが、
「受験合格」だと思います。
それではどこに合格したいと思っているんだろう?と思い、
この時期の6年生と話してみると、
「まだどこの学校がいいかわからない」
という話を数多く聞くことになります。
この時期の状況を改めて考えてみると、
夏休み前までは単元学習が多く、模試等も多くないため、
実際にどの偏差値帯の学校にすべきかわからない部分もあり、
更に夏休みの間にどのくらい伸びるのかが不明瞭です。
例年であれば秋の文化祭が多いため、
夏前に学校自体を見る機会が少ないことも、
学校を一つに決めきれない要因かもしれません。
しかしながら「第一志望」が決まっているかどうかは、
とても大きな意味を持ちます。
目標が決まっているからこそ、より頑張れるのです。
いつ終わるかわからないマラソンを走る気にはならないし、
全体図が見えないパズルは苦痛にもなりかねません。
それでも「決まっていない」人の方が多いのです。
逆にいえば自分の志望校が決まっている場合は、
差をつけるチャンスとも言えると思います。
もう一つよく聞く声が、
「今の自分の偏差値見たら、高いところを目指すのは無理」
という諦めや志望校のランクを下げようとする声です。
でも個人的には思うんです。
険しい道なのか、余裕なのか。
自分に向いている問題傾向なのか、そうではないのか。
可能性が低いのか、高いのか。
そもそも可能なのか。
そういったことは「第一志望」を決める時に関係ないのなと。
自分が行きたいと本気で決めたのなら、
そこに向かってただ「歩む」だけ。
覚悟を持ってやるべきこと、出来ることを全部やる。
この気持ちこそが勉強をする上での一番の武器になり得ます。
何よりその方がずっと楽しいですし。
だからこそ早いうちに第一志望校を決めて欲しいです。
偏差値や名前で決める、
制服や通いやすさで決める、
教育理念や大学実績で決める、
どれも正しいと思います。
なんとなく楽しそうとか、綺麗だったとか、
感覚的な部分もあると思います。
色んな視点から選ぶことが出来るのは、
ある意味で「特権」だと思います。
どんな学校が合いそうかとか、
学校ごとのイメージとか、
わからないものは塾にぜひ聞いて欲しいです。
現塾では「当事者目線」で一緒に考えさせていただいています。
気になる場合には、ぜひ色々ご相談ください。
「無理かどうかは聞いてない。やるかどうかを聞いてる。」
自分自身がよく子どもたちに伝える言葉ですが、
早く想いが届き「受験生」になってほしいものです。
長くなってしまいましたが、
「志望校を決める意義」についてでした。
もし初めての塾選びで悩まれていたり、
現状の塾での不安や伸び悩んで困っている等ありましたら、
ご相談や体験授業等、いつでもお待ちしております。
それではまた次回。
ありがとうございました。
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