志望校選び①「現実と目標」「意義と選び方のコツ」

query_builder 2021/06/28
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現塾

4・5・6年生の保護者会が終わり、

夏期講習に向けてのカウントダウンが始まりました。

いよいよ迎える「勝負の夏」です。


さて、中学受験生にとっての一番の目標は当然ですが、

「受験合格」だと思います。


それではどこに合格したいと思っているんだろう?と思い、

この時期の6年生と話してみると、

「まだどこの学校がいいかわからない」

という話を数多く聞くことになります。

この時期の状況を改めて考えてみると、

夏休み前までは単元学習が多く、模試等も多くないため、

実際にどの偏差値帯の学校にすべきかわからない部分もあり、

更に夏休みの間にどのくらい伸びるのかが不明瞭です。

例年であれば秋の文化祭が多いため、

夏前に学校自体を見る機会が少ないことも、

学校を一つに決めきれない要因かもしれません。



しかしながら「第一志望」が決まっているかどうかは、

とても大きな意味を持ちます。

目標が決まっているからこそ、より頑張れるのです。

いつ終わるかわからないマラソンを走る気にはならないし、

全体図が見えないパズルは苦痛にもなりかねません。

それでも「決まっていない」人の方が多いのです。

逆にいえば自分の志望校が決まっている場合は、

差をつけるチャンスとも言えると思います。



もう一つよく聞く声が、

「今の自分の偏差値見たら、高いところを目指すのは無理」

という諦めや志望校のランクを下げようとする声です。


でも個人的には思うんです。


険しい道なのか、余裕なのか。

自分に向いている問題傾向なのか、そうではないのか。

可能性が低いのか、高いのか。

そもそも可能なのか。


そういったことは「第一志望」を決める時に関係ないのなと。

自分が行きたいと本気で決めたのなら、

そこに向かってただ「歩む」だけ。

覚悟を持ってやるべきこと、出来ることを全部やる。


この気持ちこそが勉強をする上での一番の武器になり得ます。

何よりその方がずっと楽しいですし。



だからこそ早いうちに第一志望校を決めて欲しいです。


偏差値や名前で決める、

制服や通いやすさで決める、

教育理念や大学実績で決める、

どれも正しいと思います。

なんとなく楽しそうとか、綺麗だったとか、

感覚的な部分もあると思います。


色んな視点から選ぶことが出来るのは、

ある意味で「特権」だと思います。


どんな学校が合いそうかとか、

学校ごとのイメージとか、

わからないものは塾にぜひ聞いて欲しいです。

現塾では「当事者目線」で一緒に考えさせていただいています。

気になる場合には、ぜひ色々ご相談ください。



「無理かどうかは聞いてない。やるかどうかを聞いてる。」


自分自身がよく子どもたちに伝える言葉ですが、

早く想いが届き「受験生」になってほしいものです。



長くなってしまいましたが、

「志望校を決める意義」についてでした。


もし初めての塾選びで悩まれていたり、

現状の塾での不安や伸び悩んで困っている等ありましたら、

ご相談や体験授業等、いつでもお待ちしております。

それではまた次回。

ありがとうございました。

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