『アタックテスト』『三大模試』『模試利用法』
夏期講習が1ヶ月半後に迫る中、
6年生は色々な模試を迎える時期となりました。
三大模試+サピックス模試の日程は次の通り。
6月13日の「サピックスオープン」の申込み:〜6月12日
6月27日の「日能研志望校判定模試」の申込み:5月31日〜
7月11日の「四谷合不合テスト」の申込み:6月2日〜
7月4日の「合判模試(首都圏模試)」の申込み:6月3日〜
今年は昨年と違い、
各中学校での受験も可能な模試が多いので、
「本番」に近い感じを味わえるので、
ぜひ会場で受けた方がメリットはありそうです。
前回の首都圏模試のブログでも書かせていただきましたが、
コロナ禍でも母体数は増えているので、
自分の立ち位置を知るのに役立てることができます。
さらに言えば、中々学校の中に入る機会がないため、
模試を利用して気になる学校を見てみるのもありだと思います。
ただお互いのために、
きちんとコロナ対策をしていくことは必須です。
そもそもの話として「外部模試」は必要か、という話です。
自分の通っている塾のテストだけではダメなのか?
わざわざ他の塾の模試を受ける必要があるのか?
答えは「何とも言えない」だと思います。
例えば、
現塾では「アタックテスト」を通常使っております。
このテストは、決まった範囲に対しての理解度を見るものです。
日々の授業や勉強がきちんと出来ているのか、
決まった範囲に対しての正しい努力が出来ているのか、
先生側の教え方はきちんとしているのか、
そういったことが分かるので日々の学習に役立つものが多いです。
ただ受験生全体の中での立ち位置は、
正確なものが計れているわけではありません。
また、模試ごとに問題の特徴や母体の差、慣れ等もあるため、
一つだけの模試だと視野が狭くなってしまうことがあります。
だからこそ、
それぞれの「模試の特性」をきちんと掴んだ上で、
自分にとって適切な模試を選んで受けることがとても大切です。
問題のレベルをざっくり言えば、
SAPIX模試>>四谷模試≒日能研模試>>首都圏模試
といったイメージです。
ただ自分の偏差値だけを見て模試を決めるのではなく、
自身の志望校の偏差値や問題傾向、模試に求めるものなど
様々な方向性から考えて受ける模試を選ぶべきです。
模試の詳しい分析はまた別の機会にさせていただきます。
ちなみに、先に「何とも言えない」と書かせていただいたのは、
例えば既に偏差値70以上で、御三家を目指している場合に、
普段受けているSAPIX模試以外を受ける意味はないと思うからです。
受けて意味のある「外部模試」を受験すべきです。
どの模試を受けるのが一番良いのか。
それは志望校はもちろんのこと、
普段の様子や状況、性格などによっても変わります。
適切な模試を勧めるには一人一人をよく見ていないと難しいです。
少人数指導の良さはここにもあります。
大人数の中では埋もれてしまっていた生徒が、
模試の使い方一つで大きく変わった様子も見たことがあります。
普段受けているテストで失っていた「自信」を、
他の模試で取り戻すこともあります。
焦るのが一番良くないですね。
伸び悩んでいる時の参考になれば幸いです。
また、悩まれている方や困っている方など、
ぜひご相談、体験授業等お待ちしております。
それではまた次回。
ありがとうございました。
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