【蒲田で中学受験】なら現塾へ！小人数制×分かるまで質問＆自習で全員が主役！！ | 【蒲田で中学受験】入試日程の組み方③併願校戦略の考え方３。問題との相性。 | 蒲田で中学受験をサポートする授業や講習に関するお知らせを発信しております

東京・神奈川入試まであと８７日。

「三田国際学園」が「三田国際科学学園」へと名前を変更するとのこと。

少し前は「国際化」がキーワードでしたが、

今は「科学」や理系分野への意識が、

学校改革のキーワードになっているのかもしれませんね。

高大連携の動きを見ていても、そういう学校が増えている気がします。

さて本日は「入試日程の組み方」の話の続きです。

話の流れはこちらから。

１回目：「意識すべきポイント」(→こちら)

２回目：「併願校戦略①」(→こちら)

３回目：「併願校戦略②STEP１「偏差値」から考える(→こちら)

前回のSTEP１では、

「バランスよく」「早めの合格」をキーワードに、

偏差値を元にした併願校戦略の必要性について書きました。

今回はその続きになります。

STEP２：問題との相性から考える

前回書きました「チャレンジ校」「実力相応校」「安全校」は、

あくまで一つの模試に対する偏差値を元にした学校選びになります。

当然ですが、その考えで進めていくと、

「同じ偏差値帯の学校ならどの学校でも選べる」となりそうなものですが、

実際問題、そんなことはありません。

なぜなら「模試の問題」と「入試問題」は、似て非なるものだからです。

「模試」はある一律の問題を解かせるのに対し、

「入試問題」はその学校ごとに特色のある問題を解かせます。

当然ですが前者はどこかの学校に寄せたものではなく、

全体の最大公約数とでもいうべきなのか、

様々なレベル帯の知識や自身の力を問う問題が出題されており、

自身の立ち位置の確認や復習するための材料として使われます。

それに対して、後者は「自分の学校入って欲しい人材」を、

テストを通して探れるような問題が出題されます。

入学後に考えさせたいのか。

ある程度の知識がある子が欲しいのか。

「書ける」子が欲しいのか。

入試問題は「その学校の０時間目の授業」とも言われるように、

学校独自の特色が入試問題には反映されています。

だからこそ「偏差値」という括りだけで考えた場合、

想定外の結果になったり、逆に勿体ない場合もあったりします。

そこで考えておくべきがSTEP２「問題との相性」というわけです。

どこまで分割して考えればいいのかは難しいところですが、

問題傾向についての一例としては、

国語

　・文章問題の数/種類(詩や短歌・俳句含む)

　・抜き出しや記述の有無

　・漢字や語句の割合

算数

　・単元ごとのバランス

　・途中式が必要かどうか

　・会話形式の問題の有無

社会

　・地歴公民のバランス

　・漢字指定や書く問題、記述問題の有無

　・問題形式(短答式/長い文を読んで答える問題等)

　・時事問題の有無

理科

　・物化生地のバランス

　・計算問題の割合

　・実験結果や表、グラフの読み取り

　・時事問題の有無

といったことが挙げられます。

本当に一部分だけの抜粋ですが…。

そして、ここに「難易度」の軸を入れると、

自身が希望する学校に合格するために必要なものが見えてきます。

その見えてきたものに対して、

自然と対応出来る学校は「相性が良い学校」となります。

同じ偏差値帯の学校でも、

難しい問題まで出る学校を解くと合格点が出ないけど、

簡単な問題が多い学校を解くと合格点が出るケースもあります。

実際に過去問を解いていく中で「相性の良い学校」を見つけられると、

入試全体の安心感を増すことが出来ます。

言い方を変えれば「相性の良さ」によって、

「偏差値帯」の壁は突破出来るということです。

もちろん逆説的に「相性の悪さ」によって、

「安全校」と思っていても、受からない学校も出てくるわけです。

もちろん全部の学校を試すわけにもいかないので、

日々の様子や性格、現状等と行きたい学校を照らし合わせながら、

ご家庭・塾が連携して探していくのが、現実的な方法の一つになります。

「偏差値」という軸だけでなく、

「相性」という軸も入れて、

より良い併願校戦略を練っていければと思います。

ご不安な部分はいつでもご相談ください。

現塾では単純な受験相談から、

質問できる時間の設定、個別指導など

様々な形でサポート・フォローさせていただけます。

また、他学年につきましても、

体験・ご相談等いつでもお待ちしております。

初めての塾をお探しの方も転塾ご希望の方も、

やっていない部分につきましてはフォロー等も可能ですので、

是非ご相談ください！

まずはお気軽にご連絡いただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。